皆様は「株式投資」と聞いたらどのような印象を持ちますか?
「株ってギャンブルでしょ?」、「暴落したら大損するんでしょ?」、「怪しい」など色んな印象があると思います。
そもそも日本は「真面目に世の為、人の為に働く事が一番尊い」という風潮が昔からあります。
血も汗も涙も流していない労働とは違って、投資は形の無い物です。
その形の無い物から得たお金に対して、偏見、セコいという印象が強いと考えられます。
目次
米国株式投資の概要
まず、米国株式投資の大枠について解説します。
株式投資とは何か。
株式投資とは自分が投資した会社の利益の一部を配当金として受け取れる投資です。
まず、株式投資でどのようにして、投資家にお金が回ってくるのかを説明します。
私たちの取り巻く環境の中には、数多くの商品やサービスがあります。
それらの商品やサービスを向上する為に、企業は様々な努力をしています。
より良いサービス・商品を消費者に提供するにあたり、開発・研究は必須です。
開発・研究には資金が必要となります。
その資金を出資してもらう為に、出資者を募り、事業の為の資金を集めます。
この出資者が私たち投資家です。
出資者に対して、会社が株式を発行してくれ、株式を持っている人を株主といいます。
株主の特権として会社の事業が利益を出している時、その利益の一部を配当金として受け取れます。
これが株式投資です。
米国株式投資とは。
「アメリカの株だからなんか難しそう」
「アメリカの株って事は英語話せないと大損するのでは?」
などネガティブな考えを持って一向に始めない人も少なくはありません。
皆様は自分の身の回りにはアメリカの会社の商品やサービスがごまんとある事をご存知でしょうか。
皆様が手に持っている「iPhone」、ネットショッピングをする際の「アマゾン」、休日にご褒美として飲む「スターバックスコーヒー」等多くあります。
つまり、米国株式とはこれらの会社に出資して、株式を貰い、利益を貰う。
米国株は英語が話せなくても取引出来ます。
現に私は英語を全く話せませんし、読み書きも出来ません。
その私でも米国株式投資を実施しておりますので、皆様も出来ます。
さあ、重い腰を上げて一緒に米国株式してみましょう!
米国株式投資がオススメの理由
私は、日本株ではなく、米国株をオススメします。
- 世界を変えるイノベーションが生まれる国
- 人口が増加し続ける国
- 株主重視の文化
- 連続増配当株が豊富
各理由について詳しく解説します。
世界を変えるイノベーションが生まれる国
皆様の周りにはアメリカの企業が開発した商品・サービスが沢山あります。
皆さんが今、手に持っている「Apple」、ブラウザとして使用している「Google」、通信販売の「Amazon」、コロナ禍でブームとなった「Uber」などここに列挙した企業は全てアメリカです。
株式投資とは会社に出資する訳ですから、自分が出資した会社が利益を生まなければ、株式投資としては損をする事になります。
つまり、世界の人々に愛されるサービス・商品を作るであろう会社に出資しなければなりません。
世界を変えるイノベーションを産んでいるアメリカは今後の世界を牽引するであろう国でありますし、現在、日本においてもアメリカの商品・サービスが生活を取り囲んでいます。
これより、これからも世界を変える技術、産業を生み出すのはアメリカであるという事が示唆出来ると思います。
人口が増加し続ける国
アメリカは発展途上国並のペースで人口が増えていく唯一の先進国であります。
2050年にもなると、アメリカの人口が4億人を越えると予測されています。
その時の日本の人口は1億2649万人で、アメリカの人口は日本の人口の2.6倍となります。
人口が増えていくので、当然経済も成長していきます。
株主重視の文化
アメリカは株主を重視するという文化があります。
会社が稼いだ利益を配当金として、株主に還元します。
アメリカの企業の方に「企業は誰の物ですか?」と聞くと、大体「株主」と答えるそうです。
それに対して、日本の企業の方にこの質問をすると「社長」と答える人が大体であります。
これに加え、日本は基本的に終身雇用が根付いている企業なので株主より従業員を見て、経営されているケースも多々あります。
この「企業は株主の物である」という考えのアメリカに投資をすれば、株主となる私達に他の国に投資することと比べ、より多くの配当金がもらえる可能性があるという事になります。
連続増配当株が豊富
企業が株主に支払う配当金の金額をアップすることを増配といいます。
毎年増配する企業を連続増配株と呼ぶのですが、アメリカは日本に比べて、圧倒的に連続増配株が多いです。
25年以上連続で増配している企業はアメリカでは100社以上にあるのに対し、日本は1社のみです。
これより、日本よりアメリカに投資をする方が良い事は明白ではないでしょうか。
株式を持っているだけで配当金を貰えます。
連続増配株に投資すると、配当金が年々上がっていく可能性が高いので持っているだけで、利益を獲得する事が出来ます。
- 世界を変えるイノベーションが生まれる国
- 人口が増加し続ける国
- 株主重視の文化
- 連続増配当株が豊富
どうやって利益が発生するの?
株式投資の利益には大きく3つあります。
キャピタルゲイン=買った株の値上がり益
証券取引所で売買されている株価は日々増減します。
基本的には安い時に買い、高い時に売れば値上がりした分が利益になります。
他の物でもこれに似た事があると思います。
某アーティストが音楽活動を辞めるとなった時、そのアーティストのCDの価値が上昇し、フリマサイトで実際の値段の何倍もの値段で取引する事により、利益を獲得する手法と全く同じです。
これを通称「キャピタルゲイン」と呼びます。
キャピタルゲインとは、株式を売る事で得られる売買差益の事を言います。
例えば、株価50万円で購入した株式が55万円になった時に売却した場合、差額5万円がキャピタルゲインとなります。(手数料・税金を除く)
CDの値段が高くなってたよね。
インカムゲイン=株主に支払われる配当金
配当金とは会社の事業が上手くいった時に支払われる利益の一部で、年に数回程度支払われるのが一般的です。
配当金は1株あたりいくらあげるという風に、持っている株数に応じての配当金をもらえます。
これを通称「インカムゲイン」と呼びます。
株主へのプレゼント「株主優待」
株主優待は、株主に対して送られるプレゼントのようなものです。
商品券や無料券などがあります。
結局、どの利益がいいの?
基本的にキャピタルゲイン、インカムゲインで利益を出すのが株式投資の主流です。
ポイントとしては、キャピタルゲインがインカムゲインに比べ、利益が大きくなる可能性があります。
株式の場合、配当金は株価の数%程度が一般的ですが、売却した場合の株価は購入時よりの株価を大きく上回る事があります。
キャピタルゲインを狙う人は、数年後に株価が爆上がりしそうな株を安くで買って、爆上がりした時に売る。というやり方がセオリーであります。
要は「安く買って高く売る」です。
しかし、経済変動(リーマンショック)、世界的ウィルスの発生(コロナウィルス)など予測不可能な要素により、株価は大きく変動します。
値下がりすると元本割れの危険性が高く、安全性に乏しいです。
つまり、ギャンブルちっくです。
キャピタルゲインかな。
まとめ
- 世界を変えるイノベーションが生まれる国
- 人口が増加し続ける国
- 株主重視の文化
- 連続増配当株が豊富
- キャピタルゲイン=買った株の値上がり益
→一気に稼ぎたい人向け
- インカムゲイン=株主に支払われる配当金
→着実に稼ぎたい人向け
米国の技術力は世界トップクラスで、世界を牽引する国です。
これからも私たちの生活をより良くするサービス・商品は米国から排出される可能性があります。
米国株に投資し、キャピタルゲイン・インカムゲインどっちで利益を獲得するか、自分と相談して決めてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。